~魂の錬金術師が流した涙と、最期の時間を「愛のWi-Fi」で満たす方法。
皆様、こんにちは。
魂の錬金術師、蘭生彩乃です。
今日は、いつもとは少し違う、私自身の**「個人的な告白」**をさせていただきたいと思います。
実は先日、入院している93歳になる父の元へ行ってまいりました。
そこで私は、人生で初めて、父の目を見てこう伝えることができたのです。
「お父さん、愛しています」
日本人の私たちにとって、親に対して「愛している」と口に出すことは、エベレストを登るよりもハードルが高く感じられることかもしれません。
「言わなくても分かるだろう」
「今さら恥ずかしい」
「キャラじゃないし……」
そんな思いがブレーキをかけます。
正直に申し上げれば、私自身も、そのブレーキを強く踏み続けてきた娘の一人でした。
しかし、そのブレーキを外し、魂のままに愛を伝えたとき。
そこには、私が想像もしなかった**「魂の震えるような奇跡」**が待っていました。
今日は、この私の体験を、恥ずかしさを捨ててありのままにお話しします。
そして、「感情のデコーディング(翻訳)」の視点から、私たちが親との関係において本当に成し遂げるべき**「魂の完了」**について紐解いていきたいと思います。
1. なぜ、私は父に「愛している」と言えなかったのか?
まず、あなたに質問させてください。
あなたは、ご両親に「愛している」と目を見て言えますか?
多くの方が「No」と答えるでしょう。
そして、「先生」と呼ばれる立場にいる私でさえ、ずっと「No」でした。
それは決して、私たちが冷たい人間だからではありません。
心の奥底に、長年蓄積された**「魂の垢(あか)」**がこびりついていたからです。
「もっと褒めてほしかったのに、厳しくされた」という過去の傷。
「どうせ弟の方が大事なんでしょ」という、幼い頃の拗ね(すね)。
「親は完璧で強くなければならない」という固定観念。
私の中にも、そんな「ちいさな私(インナーチャイルド)」がずっといて、父に対して素直になることを拒んでいたのです。
この「わだかまり」という名の垢がノイズとなり、本来の純粋な愛の周波数を遮断していました。
2. 病室は「無垢な体質」に戻るゼロ・ポイント
今回、私がその壁を越えられたのは、父が93歳となり、ベッドに横たわる姿を見て「命の限り」をリアルに感じたからでした。
病室という空間は、不思議な場所ですね。
そこには、社会的な肩書きも、過去の栄光も、親としての威厳も、何も持ち込めません。
ただ、懸命に息をする一人の「命」があるだけです。
その弱々しくも、必死に生きようとする父の手を握ったとき。
私の中で、長年こびりついていた「過去の恨み」や「恥じらい」といった垢が、音を立てて剥がれ落ちていくのを感じました。
「ああ、この人は『私の父』という役割を演じていただけなんだ」
「ただの、愛しい一人の魂なんだ」
そう気づいた瞬間、私は「娘」という役割を超え、一人の人間として、父の魂と共鳴(レゾナンス)したのです。
これこそが、私が提唱し続けてきた**「無垢な体質への帰還」**そのものでした。
3. 「愛してます」は最強の浄化魔法
震える声で伝えた、「お父さん、愛してます」の一言。
その言葉を発した瞬間、病室の空気(周波数)が劇的に変わりました。
言葉は、単なる音ではありません。強烈なエネルギーです。
特に「愛しています」という言霊は、この宇宙で最も高い周波数を持っています。
その音を響かせたとき、何が起きたか。
父の瞳が潤み、握り返してくれる手の力が強くなりました。
そして何より、私自身が救われたのです。
「お父さん、私を愛してよ! 認めてよ!」と心の中で叫び続けていた「ちいさな私」が、
「お父さん、私はあなたを愛しているよ」と与える側に回った瞬間、体の中に暖かいものを感じました。
私は初めて、父からの精神的な自立を果たし、真の意味で「愛の人」へと錬金された気がしました。
過去のどんな確執も、冷たい記憶も、この一言の熱量で溶かされ、光へと変わっていったのです。
4. マヤ暦で読み解く「白い犬」の家族愛
偶然にも、いま宇宙には「白い犬」のエネルギーが流れています。
マヤ暦において「白い犬」は、**「家族愛」「忠実」「信じる心」**を司る神様です。
私が勇気を出して父に愛を伝えられたのは、もしかしたらマヤの神様が「彩乃さん、今ですよ」と背中を押してくれたおかげかもしれません。
父からの言葉は少なくても、その瞳がすべてを物語っていました。
私たちの「愛のWi-Fi」は、言葉を超えて、魂の深い部分で確実に接続(ペアリング)されたのです。
5. 後悔のないお別れのために
私たちの人生には、必ず終わりが来ます。
明日、大切な人に「愛している」と言える保証はどこにもありません。
「いつか言おう」の「いつか」は、永遠に来ないかもしれません。
もし、今これを読んでいるあなたの中に、ご両親やパートナーに対して「言えていない言葉」があるのなら。
どうか、その「心の垢」を恐れずに、勇気を出して一歩踏み出してみてください。
完璧な言葉でなくていいのです。
私のように、涙でぐちゃぐちゃになってもいいのです。
「お父さん、私の親でいてくれてありがとう」
「お母さん、産んでくれてありがとう」
「愛しています」
その一言が言えたとき、あなたの人生の景色は、モノクロから鮮やかな総天然色へと変わり、魂の設計図が光り輝き始めます。
93歳の父が、命を持って私に教えてくれた「愛することの尊さ」。
この経験を胸に、私はこれからも皆様の魂の錬金をお手伝いしていきます。
あなたの魂が、今日も愛で満たされ、優雅に輝きますように。
✨**魂の垢を浄化する全貌(感情デコーディングとは?)**✨



