【実録】夫の「後じゃダメ?」に心がザワッとした時。愛を諦めない感情デコーディング
先日、クライアント様から、私たち誰もが経験しうる、とても繊細なご報告をいただきました。
「子どもの音楽会の動画を、夜帰ってきた主人に見せようとしたら、
**『後じゃダメ?』**と、後回しにされてしまいました。
その一言に、なんとも言えない**ザワッ**とした感情が湧き上がり、とても悲しくなってしまいました…」
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あなたも、大切な家族の何気ない一言に、心がモヤモヤしたり、ザワッとしたりした経験はありませんか?
この**「後じゃダメ?」という言葉の裏には、「私は大切にされていないのではないか」という、あなたの自己否定**に繋がりかねない、深い悲しみが隠れています。
今日は、この実例を基に、感情デコーディングが、いかに夫婦間のすれ違いを「愛の可能性」として翻訳し、あなたの自己承認を深める力になるかをお話しします。
「ザワつき」に隠された、あなたの魂の真のニーズ
1.真のニーズは「共感」と「承認」
欲しかったのは「動画を見る時間」ではなく、**「あなたの喜びを今、受け取ったよ」**という共感の言葉です。
子どもの頑張りという**「あなたの喜びと興奮」**を、そのままの熱量で**「今すぐ」承認してほしかった**のです。この欲求が満たされない時、「私はあなたの人生において優先されていない」という、**自己否定のトリガー**が発動し、悲しみに繋がります。
2.ご主人の言葉を「愛の可能性」として翻訳する
ご主人の「後じゃダメ?」という言葉は、決して**「あなたや子どもを大切にしていない」**という拒絶のサインではありません。
【ご主人の真のメッセージ(デコード案)】
「疲れているけれど、見たくないわけじゃないんだ。後で落ち着いて、ゆっくりと子どもの頑張りを見たいんだ。」
「今、気持ちを整えていないと、適切な感動の言葉が言えない。だから、最高の状態で見たいんだ。」
ご主人は、自分の心の状態を伝えただけであり、あなたの価値を否定したわけではないのです。この翻訳ができると、あなたのザワつきは一気に静まり始めます。
自己承認で、夫婦間の「モヤモヤ」を消し去る
悲しみやザワつきを感じた時こそ、自分自身に語りかけます。
「私は夫にすぐに承認されなくても、この子どもの頑張り(私の喜び)を、私自身が最も深く承認する」
この自己承認ができた時、あなたは完全に満たされます。満たされたあなたは、ご主人の「後じゃダメ?」という言葉を、ただの「疲労の音」として受け止め、優しく「分かったわ、後でね」と返せる、愛のエネルギーに満ちた自分になれるのです。
夫婦関係のモヤモヤは、あなた自身の「自己承認の扉」が開くのを待っている、神様からのギフトです。
蘭生 彩乃(らんしょう あやの)
「幸せの教室」主宰 / 感情デコーディングコンセイエ
         
     
    















