「お金があれば、もっと幸せなのに…」
「あの人さえいなければ、私の人生はうまくいくのに…」
「どうして、私は、こんなにもダメなんだろう…」
私たちの心は、まるで嵐の海のようです。
次から次へと、様々な「悩み」や「渇望」の波が押し寄せ、私たちは、その波に翻弄されて、疲れ果ててしまっています。
こんにちは。
「幸せの教室」感情デコーディング・コンセイエの蘭生彩乃です。
今日は、そんなあなたの心を、凪いだ湖のように、静かで穏やかな場所へと導いてくれる、2500年以上も前から伝わる、お釈迦様の深遠な叡智を、少しだけ分かち合いたいと思います。
それは、**「五蘊皆空(ごうんかいくう)」**という、少し難しい響きの言葉です。
そもそも、「五蘊」とは、一体なんでしょう?
難しく考えなくて大丈夫です。
仏教では、「私」という存在は、5つの要素の集まりでできている、と考えます。
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色(しき): 私たちの**「肉体」**。
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受(じゅ): 心地よい、不快だ、と感じる**「感覚」**。
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想(そう): 何かを思い浮かべる**「イメージ」**。
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行(ぎょう): 「~したい」と願う**「意志」**。
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識(しき): 物事を判断する**「認識」**。
つまり、「五蘊」とは、あなたの「身体」と「心」そのものです。
私たちは、この5つの要素が、がっちりと固まってできた、「これが私だ!」という、不変の実体がある、と信じています。
では、「皆空」が教えてくれる、衝撃の真実
「皆空(かいくう)」とは、**「そのすべては、空っぽ(実体がない)ですよ」**という意味です。
これは、衝撃的な言葉ですよね。
「じゃあ、私という存在は、何もない、虚しいものなの?」と、不安になるかもしれません。
でも、そうではありません。
お釈迦様が伝えたかったのは、こういうことです。
あなたが「私だ」と固く握りしめている、その身体も、その感情も、その考えも、すべては、川の流れのように、一瞬たりとも留まることなく、変化し続けている“現象”にすぎませんよ。
だから、それにしがみついて、苦しむ必要はないのですよ、と。
あなたの悩みに、この教えを当てはめてみると…
あなたが「もう嫌だ!」と感じている、その**「怒り」という感情(五蘊)**。
それは、あなたという人間そのものではありません。ただ、あなたの心の中を、今、通り過ぎていっている、一時的なエネルギーの“現象”です。
あなたが「これがないと生きていけない」と渇望している、「お金」という物質(五蘊)。
それもまた、あなたの幸せを決定づける、絶対的なものではありません。ただ、形を変えながら、あなたの周りを流れていくだけのエネルギーです。
私のメソッド『感情デコーディング』は、まさに、この「五蘊皆空」の真理を、日常で体感するための、具体的な実践法です。
感情という“現象”を、ただ、嵐が過ぎ去るのを眺めるように、客観的に見つめる。
そして、その奥にある、変化しない、ただ一つの真実――「愛」という、魂の本当の望みに気づくこと。
それに気づけた時、あなたは、感情の波に乗りこなし、人生の舵を、自分自身の手に取り戻すことができるのです。
この、深遠な叡智に触れる、最初の扉を開けてみませんか?
私が、どうやってこの真理に触れ、人生のあらゆる苦しみから解放されたのか。その物語を、無料の電子書籍にまとめました。
あなたの心が、本当の自由と、安らぎで満たされることを、心から願っています。
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