あなたは、心のどこかで、こんな風に感じてはいませんか?
「もし、この“ダメな自分”を知られたら、きっと、あの人は私から離れていってしまう…」
「ありのままで愛されるなんて、信じられない…」
そうやって、本当の感情や、弱い自分を隠すための、分厚い「心の鎧」を、無意識に着込んではいないでしょうか。
こんにちは。
「幸せの教室」感情デコーディング・コンセイエの蘭生彩乃です。
今日は、そんな、あなたの心の奥深くにある「恐れ」の正体を、日本の創世神話、ウガヤフキアエズの誕生の物語を通して、一緒に見つめていきたいと思います。
愛ゆえに、守りたかった「境界線」
海の女神トヨタマビメは、愛する夫ホオリのために、地上の世界で子を産むことを決意します。
しかし、その命がけの出産の直前、彼女は、夫に一つの、悲しい約束を求めました。
「私は今から、本来の姿に戻って、子を産みます。」
「お願いです。産屋の中を、決して、決して、覗いてはなりませぬ」
それは、異郷の者である彼女が、夫との間に守りたかった、最後の**「魂の境界線」**でした。
彼女の「本来の姿(巨大な和邇)」は、彼女の神聖さの証であり、決して、地上の人間である夫に見せてはならない、デリケートな部分だったのです。
破られた約束と、「見捨てられた」傷
しかし、妻を心配するあまり、ホオリはその約束を破ってしまいます。
そして、恐ろしく、そして神聖な、妻の本当の姿を見てしまった。
その瞬間、トヨタマビメの心は、深い恥じらいと、悲しみに打ち砕かれます。
「もう、あなた様の前に、この姿で立つことはできませぬ」
彼女は、産み落としたばかりの我が子を残し、固く心を閉ざして、海の宮殿へと帰ってしまいました。
愛する夫に、**最も見られたくなかった姿を見られ、拒絶された(と、彼女は感じた)**ことで、彼女の魂は、深く、深く、傷ついてしまったのです。
この物語は、私たちに、心の深い真実を教えてくれます。
私たちが、「本当の自分を見せるのが怖い」と感じる、その根源。
それは、**「ありのままの自分を知られたら、愛する人に拒絶され、見捨てられてしまうかもしれない」**という、魂の根源的な恐怖なのです。
あなたの『小さなあなた』の、悲しい約束
あなたの心の中にいる**『小さなあなた』**もまた、子供の頃、同じような悲しい約束を、自分自身と交わしたのかもしれません。
泣き虫な自分を見せたら、親に「みっともない」と叱られた。
→ 『もう、二度と、弱い自分は見せない』
本当の気持ちを言ったら、友達に仲間外れにされた。
→ 『もう、二度と、本音は言わない』
その、幼い日の「見捨てられた」という痛みが、大人になった今も、あなたの心を縛り、「決して、心の産屋を覗かせてはならない」と、頑なに扉を閉ざさせているのです。
私のメソッド『感情デコーディング』は、その、閉ざされた心の扉を、優しくノックする作業です。
その恐怖の奥にある、**「ありのままで、ただ愛されたい」**という、『小さなあなた』の、健気で、純粋な願いを、一緒に聴きにいきます。
あなたが、まず、あなた自身で、その『小さなあなた』のすべてを受け入れてあげられた時。
あなたは、もう、誰かに嫌われることを恐れる必要はなくなります。
ありのままの自分で、愛し、愛されるという、本当の奇跡が、あなたの人生に起こり始めるのですから。
トヨタマビメが、愛する我が子を残していったように。
あなたの『小さなあなた』もまた、あなたの中に、「ウガヤフキアエズ」という、偉大な可能性の種子を残してくれています。
その種子を、今、あなた自身の愛で、育ててあげませんか?
その具体的な方法と、私の人生を変えた物語を、無料の電子書籍にまとめました。
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